加工される前の毛皮、原皮

毛皮はなめしという作業を経ることによって、製品となります。そしてなめされる前の毛皮は原皮と呼ばれており、この原皮を加工することによって様々な毛皮製品となるのです。 そもそも、どうしてなめしという作業が必要なのかというと、動物から原皮を採取した際には、動物の肉片や脂が大量に付着している状態であるために、このまま放っておくと皮が腐敗して製品にすることができないためです。そのため、なるべく早い段階で原皮に付着している肉片や脂を取り除くことで耐久性を向上させなければなりません。さらに最近では化学薬品で処理を行なうことによって、長期間に渡って製品価値を維持させたり、質感を良質なものへと変質させています。 日本において毛皮が加工される場合は、海外から原皮が輸入されることが大半であり、国産の原皮はほとんどありません。中には条約によって採取や輸入が規制されているものもありますので、入手が困難になっているものもあります。